現役サッシ屋が教える!サッシ屋の仕事とは?
サッシ屋さんの仕事は、一般の方ではあまり馴染みがなく、どんなことをしているのかイメージがつかないという人も多いはず。
サッシ屋さんは主に、建築現場やリフォーム現場で作業をしています。
今回は、サッシ屋さんがどんな仕事をしているのか、創業38年豊橋のサッシ屋「トヨハシサッシサービス」が詳しく説明していきますね。
サッシ屋の仕事とは?
まず、サッシとは何なのかというと、「窓枠として使用する建材」のことを言います。
一般的にはアルミやスチールなどの金属製のものが多く使われますが、最近では樹脂や木製のサッシも増えてきています。
サッシ屋さんは、このサッシを建築物の開口部に窓を取り付ける作業をしている業者です。
では具体的にどのような作業があるのかを詳しく見ていきましょう。
サッシ屋の仕事の流れ
一般的なサッシ屋さんの仕事の流れは以下の通りです。
1. 材料の運び出し
メーカーから弊社工場に材料が届き、この材料を組立など必要に応じて加工をし、現場に運び出すことからサッシ屋の仕事が始まります。
建築物の窓の数だけ材料が届くため、窓の数によってはかなりの量になることもあります。
2. 材料の搬入
次に、運び出した材料を建築現場に搬入します。
そして、それぞれの窓のある位置へ材料を振り分けていきます。
3. サッシの取り付け
いよいよサッシの取り付けです。
サッシを建物に取り付けることを専門用語では「建て込み」と言います。
一般木造住宅は大工さんがサッシの枠を取付しますが、鉄骨やコンクリート構造の場合、サッシの取り付けには「くさび」と「当て板」という用具を使って、サッシを仮固定していきます。
取り付けができたら、水平になっているかを「レーザーレベル」という機械で確認をしていきます。
この作業は、少しの傾きも許されません。しっかりと水平に取り付けできるよう、慎重に作業していきます。
4. サッシの溶接、取付
建て込みが完了したら、サッシ枠を固定していきます。
「鉄筋」や「アンカー」という材料を使って溶接を行います。
溶接作業は熱で金属を溶かしてサッシを固定していくものなので、ゴーグルとマスクは必須です。
木造の場合は、一般的にはビスにて固定。鉄骨やコンクリート構造の場合は溶接にて取付けます。
5. 確認・仕上げ
溶接が完了したら一旦ガラス屋にバトンタッチし、ガラスをはめ込みます。
その後建築物の内装が完成に近づいた頃、サッシ屋は最終確認に現場へ戻ります。
最終確認では、サッシや窓の鍵がスムーズに動作するかを確認し、お客様が納得のいくよう仕上げの調整をします。
これで、サッシ屋の仕事は終了です。
窓のサッシという一部分ですが、作業を慎重に行わないと建築物の気密性や断熱性に大きく影響してきます。
サッシは、建物を外気からの熱や冷気から守るとても重要なパーツなんですね。
サッシ屋の仕事まとめ
サッシ屋は、建築物の窓枠の取り付けというごく一部分の作業を行う業者ですが、建物の性能を保つために非常に重要な役割を担っています。
それだけ、経験や技術がものを言い、決して簡単な作業とは言えません。
トヨハシサッシサービスは、豊橋に創業して38年の経験があり、ベテランの職人も在籍しております。
お客様に満足していただける仕事を提供できるよう日々努力を惜しみません。
豊橋・豊川を中心とした東三河エリアで、窓リフォーム・ドア修理等をお考えの方は、ぜひ一度トヨハシサッシサービスにご相談ください。