窓のリフォームで高齢者のヒートショックを防ごう!家の断熱性を上げて快適な住まいへ

窓のリフォームで高齢者のヒートショックを防ごう!家の断熱性を上げて快適な住まいへ

2021-08-24

高齢者が住みやすいようにする、または介護がしやすいようにするリフォームを介護リフォームと呼びます。

代表的なものに、手すりを付ける・段差をなくす・スロープを付ける・開き窓を引戸に変更などのリフォームが挙げられますが、実は窓も大切な要因の一つです。

今回は、窓にできる介護リフォームについてご紹介します。

高齢者は家の温度差も大敵

高齢者の介護で意外と盲点なのが、家の温度差。
高齢者は、急激な温度変化によって血圧が大きく変動して心肺停止などの症状を引き起こすヒートショックが起きやすいです。

特に浴室でのヒートショックによる高齢者の急死は近年増えており、寒い脱衣所から温かい湯船につかる急激な温度差が原因とされています。

このヒートショックを防ぐためにも、家の温度差をなるべく少なくする必要があります。
その対策として、窓リフォームで家の断熱性を上げることが有効です。

断熱性を上げる窓リフォーム

古い家は窓ガラスが単層ガラスで、フレーム(サッシ)も劣化し気密性が低くなってしまっています。

そのため、冬は外気の冷たい風が窓の隙間から入ってくるだけでなく、窓ガラスやフレームも冷気を伝えやすいため、部屋の温度が下がってしまう傾向があります。

そこで、窓を断熱性の高い断熱窓(樹脂フレーム+複層ガラス等を使用した窓)にリフォームすることで、家の中の温度差を少なくすることができます。

特にヒートショックが起きやすい浴室・脱衣所の窓リフォームは、高齢者のいるご家庭におすすめです。
高齢者の命を守る点からみると、浴室・脱衣所の窓リフォームは重要な介護リフォームだと言えます。

また、介護リフォームには介護保険制度が適応される工事がありますが、窓リフォームは介護保険制度には適応されません。
しかし、耐震・省エネなどのためにリフォームする長期優良住宅化リフォーム推進事業に適応し、補助金がもらえる場合があります。
補助金をうまく活用し、負担を少なく窓リフォームができるようにしたいですね。

窓の介護リフォームまとめ

窓のリフォームは一見介護とは関係がないように見えますが、高齢者の急死の原因として多いヒートショックを防ぐために重要な介護リフォームなんです。

家の段差や手すりに目が行きがちですが、命の危険もあるヒートショックを防ぐための窓リフォームも、介護をする上で検討してみてはいかがでしょうか?

豊橋・豊川を中心とした東三河エリアでは、豊橋のサッシ屋「トヨハシサッシサービス」が、窓リフォームや各種介護リフォームに対応しています。
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ぜひ一度ご相談ください。