網入りガラスはどんな時に使われる?修理には火災保険適応の場合も!

網入りガラスはどんな時に使われる?修理には火災保険適応の場合も!

2021-09-14

家や店舗でたまに見かける黒い網が入ったガラスは、一般的に「網入りガラス(ワイヤー入りガラス)」と呼ばれ、ガラスが割れた時の飛散防止効果に優れています。

この網入りガラスを使うメリットやデメリットは何なのでしょうか?
また、網入りガラスが割れてしまった時の修理はどうすればいいのでしょうか?

今回は、網入りガラスの役割や修理についてご紹介します。

網入りガラスって何?

網入りガラスは、一般的に黒い金網(ワイヤー)が網状に入ったガラスのことを言い、火災による熱で窓ガラスが割れてしまった際の飛散防止に役立つガラスです。

ちょっと勘違いされやすいのですが、「網入りガラスは強度も高く割れにくい」というわけではありません。
あくまでワイヤーが入っていることで割れてしまった時のガラスの破片を抑えたり、穴が開いてしまうのを防ぐ効果があるだけです。
時々、防犯効果について「泥棒が入りにくい」「割られにくい」などの話を聞きますが、この効果は期待できませんので、ご注意ください。

では、この網入りガラスはどんな場所に使われるのでしょうか?

網入りガラスは、法律によって設置しなければいけない場所が決められています。
代表的には、防火地域・準防火地域に位置する全ての建築物で、隣地境界線または道路の中心線から1階に関しては3m以内、2階以上の階に関しては5m以内にある開口部に設置する必要があります。

これを読んでお分かりのように、網入りガラスは防火設備としての意味合いがあるのです。
ガソリンスタンドや店舗等でよく見かける網入りガラスですが、戸建住宅でもこの法律に該当すれば網入りガラスを設置する必要があります。

網入りガラスの修理は火災保険適応の場合も

網入りガラスが割れてしまう原因は、火災だけでなく様々な事象が考えられます。
その原因によっては火災保険が適応されるケースもあり、自己負担を減らすことができる可能性があります。

主には、火事の熱による網入りガラスの熱割れなど、火災によるガラスの割れは火災保険が適応されます。
また、自宅でなく近隣の家が火災になり網入りガラスが割れてしまった場合も、火災保険が適応されるケースもあります。

さらに、台風や雷などの自然災害により網入りガラスが割れてしまった場合や、遊んでいる子供のボールが網入りガラスに当たって割れてしまった場合なども、火災保険が適応されるケースがあります。(オプション加入の必要がある場合もあります。)

このように、火災保険は様々なケースに適応される場合があります。
保険会社によって条件が異なるので、適応されるかどうかは皆さんが加入している保険会社に相談してみてくださいね。

網入りガラスまとめ

網入りガラスは設置しなければいけない場所が法律で決められていますが、それ以外の場所でも設置が可能です。
万が一火災が起きた時の窓ガラスの飛散防止のために、網入りガラスに交換しておくこともできます。

また、火災保険が適応される網入りガラスの割れの修理も、サッシ屋等の専門業者で対応しています。
加入している保険会社への相談と共に、依頼する専門業者への相談もしてみましょう。

豊橋・豊川を中心とした東三河エリアでは、豊橋のサッシ屋「トヨハシサッシサービス」が、網入りガラスの修理交換に対応しています。
火災保険適応の修理もお受けしています。
ぜひ一度ご相談ください。